岡山大学 服部裕一郎研究室

研究業績

主要論文

  • 服部裕一郎・上ヶ谷友佑・松原和樹・石橋一昴(2024)社会批判的オープンエンドな問題に対する中学生の数学的思考の様相についての仮説構築-Quadratic Votingを教材として-,日本数学教育学会誌 第104巻 数学教育学論究,通巻120号,pp.19-28.
  • 服部裕一郎・井上優輝・松原和樹・袴田綾斗・久冨洋一郎(2023)「批判的思考力の育成と評価を志向した高校数学における教材の開発とその実践―社会的オープンエンドな問題「マヨネーズの絞り口を提案しよう」を通して―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第28巻,第2号,pp.77-97.
  • Hattori, Y., Fukuda, H. & Baba, T. (2021). Development of Socio-critically Open-ended Problems for Critical Mathematical Literacy: A Japanese Case, Journal of Educational Research in Mathematics,31(3),357-378.
  • 服部裕一郎・上ヶ谷友佑(2020)「数学的活動を真正にするためのユーモアの認知的役割―多角形の内角の和の求め方の拡張に注目して―」,日本科学教育学会誌 科学教育研究 第44巻 第4号 pp.261-270.
  • 服部裕一郎・松山起也(2018)「批判的思考力の育成を目指した算数科授業の開発と実践―小学校高学年児童達の批判的思考の具体に焦点をあてて―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第24巻,第2号,pp.97-108.
  • 服部裕一郎(2017)「クリティカルシンキングを育成する数学授業における生徒の「アブダクション」に関する一考察」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第23巻,第1号,pp.55-62.
  • 服部裕一郎・井上優輝(2015)「RLAによるクリティカルシンキングを育成する数学科授業の開発―子ども達による査読評価活動を通して―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第21巻,第2号,pp.1-12.
  • 服部裕一郎・加納理成・渡部靖司(2014)「高校数学における「ランダムウォーク」の教材化―不確実性の理解促進を目指して―」,日本数学教育学会誌『数学教育学論究 臨時増刊 第47回秋期研究大会特集号』,第96巻,pp.137-144.
  • 服部裕一郎・岩崎秀樹(2013)「数学教育におけるクリティカルシンキング育成のための教育課程の開発研究―数学科における総合的な学習の時間の授業実践―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第19巻,第2号,pp.63-71.

論文・解説・報告書・口頭発表・その他

  • 松岡宏典・今城 雄次・服部裕一郎(2024)探究的な学びを目指す「箱ひげ図の利用」の授業設計と実践,日本科学教育学会第48回年会論文集,pp.315-318.
  • 谷地元直樹・佐藤寿仁・服部裕一郎(2024)中学校数学科における「授業研究コミュニティ」形成の実際ー各セクターの授業者・研究協力者の意識変容に着目して-,日本数学教育学会第12回春期研究大会論文集,pp.49-56.
  • 服部裕一郎(2024)論説 多様性のある社会における算数・数学の学び―児童生徒の資質・能力はどう変わったのか,さらにどう変えていくのか―,新しい算数研究 633,4月号,pp.28-31.
  • 服部裕一郎・上ヶ谷友佑・松原和樹・石橋一昴(2024)社会批判的オープンエンドな問題に対する中学生の数学的思考の様相についての仮説構築-Quadratic Votingを教材として-,日本数学教育学会誌 第104巻 数学教育学論究,通巻120号,pp.19-28.
  • 石橋一昴・上ヶ谷友佑・服部裕一郎(2023)夏休みの保健だより作りを通した中学生による社会批判的モデリング—暑さ指数を題材として,日本科学教育学会研究会研究報告 38(2) 37-42.
  • 石橋一昴・上ヶ谷友佑・服部裕一郎(2023)新聞記事を通じた社会批判的モデリング:「人出」と「接触機会」の違いを題材として,日本数学教育学会 第56回秋期研究大会発表収録,608.
  • 服部裕一郎・上ヶ谷友佑・松原和樹・石橋一昴(2023) 社会批判的オープンエンドな問題に対する中学生の数学的思考の様相:Quadratic Votingを教材として,日本数学教育学会 日本数学教育学会 第56回秋期研究大会発表収録,9-16.
  • Hattori, Y. & Nomura, M. (2023) Aspects of Data Modelling Among Japanese Junior High School Students: Focusing on Critical Consideration, The 21st International Conference on the Teaching of Mathematical Modelling and Applications (ICTMA21)
  • 服部裕一郎・田中勇誠・村田由香梨(2023):関数電卓を用いた中学校数学授業の設計と実践-連立方程式の解の意味の追究-,日本科学教育学会第47 回年会論文集,pp.123-126.
  • 福田博人・服部裕一郎(2023):社会批判的オープンエンドな問題に着目した中等教育段階における教材可能性:コロナパンデミックに関わる実践研究のレビューから,日本科学教育学会第47 回年会論文集,pp.217-220.
  • 西澤誠・服部裕一郎(2023)「統合的・発展的に考える力の育成を目指した中学校数学授業の実践―「凹四角形の内角の和及び外角の和」を教材として―」,日本数学教育学会誌 数学教育,105(7), pp.2-13.
  • 圓岡悠・服部裕一郎(2023)「中学校数学授業における算数・数学の問題発見・解決の過程の具現化―「日常生活の事象の数学化」及び「活用・意味づけ」の過程の強調―」,日本数学教育学会誌 数学教育,105(3),pp.2-14.
  • 服部裕一郎・井上優輝・松原和樹・袴田綾斗・久冨洋一郎(2023)「批判的思考力の育成と評価を志向した高校数学における教材の開発とその実践―社会的オープンエンドな問題「マヨネーズの絞り口を提案しよう」を通して―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第28巻,第2号, pp.77-97.
  • 服部裕一郎(2022)「算数教育の情報最前線 社会的オープンエンドな問題から社会批判的オープンエンドな問題へ」,新しい算数研究 623,12月号,40-41.
  • 服部裕一郎(2022)「論説 算数における「協働的な学び」を実現するために教師は授業をどのようにコーディネイトするべきか」,新しい算数研究 619,8月号,8-11.
  • 石橋一昴・服部裕一郎・上ヶ谷友佑(2022)数学の誤用を批判的に認識する数学教育の必要性,科学教育研究,46(2),pp.224-226.
  • 上ヶ谷友佑・服部裕一郎・石橋一昴(2022)観点別学習状況の総括的評価を機械的計算に依拠することの問題点,科学教育研究,46(2),pp.221-223.
  • Uegatani, Y., Ishibashi, I., & Hattori, Y. (2021).Critical thinking as equitable treatment of multiple perspectives in solving trans-scientific issues: Comparison between socio-critical modeling and word problem solving, 日本科学教育学会研究会研究報告, 36(2),65-70.https://doi.org/10.14935/jsser.36.2_65
  • 上ヶ谷友佑・石橋一昴・服部裕一郎(2021)学校数学の内容としての「数学的方法学」,全国数学教育学会第55回研究発表会発表資料,オンライン開催(鳴門教育大学).【広島大学 学術情報リポジトリ】https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00051584
  • Uegatani, Y., Ishibashi, I., & Hattori, Y. (2021). Japanese use of probabilistic language about diagnosis tests for COVID-19: an analysis of Twitter data. Philosophy of Mathematics Education Journal, 37. ISSN 1465-2978 (Online) http://socialsciences.exeter.ac.uk/education/research/centres/stem/publications/pmej/pome37/index.html
  • Hattori, Y., Fukuda, H. & Baba, T. (2021). Development of Socio-critically Open-ended Problems for Critical Mathematical Literacy: A Japanese Case, Journal of Educational Research in Mathematics,31(3),357-378.
  • Hattori, Y., Uegatani, Y., & Ishibashi, I.(2021). Mathematics education for trans-scientific issues: Implementability of a socio-critical modeling approach Rationale for our research project, Proceedings of the Annual Meeting of JSSE, 45.日本科学教育学会 第45回年会. オンライン. (日本科学教育学会第45回年会論文集, pp. 127-128)
  • Uegatani, Y., Ishibashi, I., & Hattori, Y. (2021). Intellectual need: A key motivation toward critically understanding the roles of mathematical modeling in society, Proceedings of the Annual Meeting of JSSE, 45.日本科学教育学会 第45回年会. オンライン. (日本科学教育学会第45回年会論文集, pp. 129-132)
  • Ishibashi, I.,Uegatani, Y., & Hattori, Y. (2021). Exploration of socio-critical modeling teaching materials from the perspective of risk communication, Proceedings of the Annual Meeting of JSSE, 45.日本科学教育学会 第45回年会. オンライン. (日本科学教育学会第45回年会論文集, pp. 133-136)
  • Hattori, Y., Uegatani, Y., & Ishibashi, I.(2021). Posing a Quasi-Society in the Problem Context of Socio-Critical Modeling:“Quadratic Voting” as Teaching Materials, Proceedings of the Annual Meeting of JSSE, 45.日本科学教育学会 第45回年会. オンライン. (日本科学教育学会第45回年会論文集, pp. 137-140)
  • 服部裕一郎(2021)「「数学的活動の楽しさ」とは結局どういうことか?」,教育科学 数学教育,2021年7月号,No.765,pp.52-55,明治図書.
  • Hattori, Y. & Fukuda, H. (2021) Aspects of fair-minded critical thinking in mathematics education: Based on the perspective of critical mathematics education, The 14th  International Congress on Mathematical Education Shanghai, 11th ‒18th July, 2021.
  • 松原和樹・服部裕一郎(2021)「生涯学習においてプログラミング的思考を育むユニバーサル算数数学教材の開発研究―アンプラグド教材による思考過程の視覚化―」,日本科学教育学会研究会研究報告.Vol.35, No.6, pp.21-24.
  • 服部裕一郎(2021)「高校の数学授業を如何にして変えるか?―新学習指導要領の強調点をふまえた授業デザインの提案―」,土佐の教育(数学編)第54集,令和2年度高知県高等学校教育研究会数学部会,pp.9-15.
  • Hattori, Y., Fukuda, H. & Baba, T. (2021). Towards the Implementation and Development of Mathematics Curriculum Based on Critical Mathematics Education. The 4th Asia Pacific Conference on Curriculum Studies and Instructional Designing (APCCSID Online) on February 25 to 26, 2021. The Asia Pacific Research Association on Curriculum Studies (APRACSI) and Curriculum Studies Association of the Philippines (CSAPI). Online.
  • 服部裕一郎(2021)「これからの数学科教育研究に関する一私見-狭義の問題解決と広義の問題解決に焦点をあてて-」,日本教科教育学会誌 第43巻 第 4 号 pp.85-92.
  • 服部 裕一郎・松原 和樹・是永 かな子・近藤 修史(2021)「複式学級における合同学習形態による算数科授業の開発(Ⅲ) ―小学校低・中学年に焦点をあてたユニバーサルデザイン授業の実践―」,高知大学教育学部研究報告 第81号 pp.73-84.
  • 松原 和樹・服部 裕一郎・神垣 雅郁(2021)「算数・数学における系統的な折り紙教材の開発研究(Ⅱ) ―根号を用いて表される長さの量感に着目して ―」,高知大学教育学部研究報告 第81号 pp.101-108.
  • 近藤 修史・是永 かな子・服部 裕一郎(2021)「通常学級における算数困難の可能性のある児童への個別支援の検討 ―早期発見・早期支援の観点から―」,高知大学教育学部研究報告 第81号 pp.199-208.
  • 服部裕一郎・上ヶ谷友佑(2020)「数学的活動を真正にするためのユーモアの認知的役割―多角形の内角の和の求め方の拡張に注目して―」,日本科学教育学会誌 科学教育研究 第44巻 第4号 pp.261-270.
  • Uegatani, Y., Ishibashi, I., & Hattori, Y. (2020). Role of probability in socio-critical modelling: A study of Japanese high school students’ perception of COVID-19 certification. JSSE Research Report, 35(3), 43–48. https://doi.org/10.14935/jsser.35.3_43
  • 田中勇誠・服部裕一郎(2020)「中学校数学授業における社会的オープンエンドな問題の開発とその実践―生徒の批判的思考力の涵養を目指して―」,日本数学教育学会誌 数学教育,102(11),pp.2-11.
  • 近藤修史・是永かな子・服部裕一郎(2020)「算数困難の可能性のある児童への加減計算の習得過程における抽出個別指導の在り方の検討:低学年児童に対する和が20までの加減計算の正確性を指標とした個別的直接介入」,日本LD学会第29回大会(兵庫)ポスター発表 オンライン開催
  • 服部裕一郎(2020)「海外の算数教育情報 批判的数学教育の視座が示唆する今日的な授業改善の方向性」,新しい算数研究 594,7月号,36-37.
  • 服部裕一郎(2020)「社会的オープンエンドな問題から誘発される批判的思考の特質-同一問題における小中学生の様相比較を通して」,日本数学教育学会第8 回春期研究大会論文集,pp.161-168.
  • 松原和樹・服部裕一郎(2020)「算数・数学における系統的な折り紙教材の開発研究(Ⅲ)―無限等比級数の視覚化―」,日本科学教育学会研究会研究報告.Vol.34, No.8, pp.35-38. 
  • 松原和樹・服部裕一郎(2020)「算数・数学における系統的な折り紙教材の開発研究(I)―複式学級における合同学習形態による小学校算数科授業における実践―」,高知大学教育学部研究報告 第80号 pp.95-101.
  • 服部裕一郎・松原和樹・是永かな子・近藤修史(2020)「複式学級における合同学習形態による算数科授業の開発(Ⅱ) ―ユニバーサルデザインを意識した授業モデルの構築とその実践―」,高知大学教育学部研究報告 第80号 pp.79-94.
  • 服部裕一郎(2019)「授業実践報告:高知大学教育学部専門科目「初等数学科指導法/中等数学科指導法」」,高知大学教育研究論集,第24巻,高知大学大学教育創造センター,pp.83-89.
  • 服部裕一郎・上ヶ谷友佑(2019)「数学的活動を真正にするためのユーモアの役割」,日本科学教育学会研究会研究報告,Vol.34,No.3,pp. 59-64.
  • Uegatani, Y. & Hattori, Y.(2019) Authenticity in mathematics lessons from a computational linguistics perspective,全国数学教育学会第51回研究発表会 於:広島大学大学院教育学研究科・教育学部(東広島キャンパス) 【広島大学 学術情報リポジトリ】http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00048315
  • 久保田由香・近藤修史・是永かな子・服部裕一郎(2019)「算数障害に関する日本での実践研究の現状と課題」,日本LD学会第28回大会(東京)ポスター発表 於:パシフィコ横浜 会議センター.
  • 服部裕一郎・上ヶ谷友佑(2019)「学習者にとっての問題文脈の親和的潜入性―数学教育における真正性の度合いの観点から―」,日本科学教育学会年会論文集43,pp.544-547.
  • 服部裕一郎・山中貴博(2019)「数学的モデル化過程における批判的思考の様相―「定式化」及び「解釈・評価」の場面に着目して―」,日本科学教育学会年会論文集43,pp.99-102.
  • 川上貴・服部裕一郎(2019)「批判的思考力の育成におけるモデル・モデリングを核とした学習指導の貢献-企画趣旨-」,日本科学教育学会年会論文集43,pp.97-98.
  • 服部裕一郎・福田博人(2019)「批判的数学教育の視座における公正な批判的思考の様相―前期中等教育段階での授業実践を事例として―」,日本数学教育学会 第7回春期研究大会論文集,pp.19-26.
  • 服部裕一郎(2019)「次期学習指導要領が目指す高等学校数学教育の方向性」,土佐の教育(数学編)第52集,平成30年度高知県高等学校教育研究会数学部会,pp.7-11.
  • 加納理成・服部裕一郎・中野俊幸・佐藤淳郎・山口俊博・山中貴博(2019)「渋滞現象を記述する数理モデルを題材とした授業実践とその考察」,高知大学教育学部研究報告,第79号,pp.65-70.
  • 奥宮智子・是永かな子・服部裕一郎(2019)「小学校におけるユニバーサルデザインを意識した算数科の授業づくり-基礎・基本の定着や学び合いに焦点化して-」,教職実践高度化専攻附属学校教育研究センター研究紀要 高知大学学校教育研究,創刊号,pp.11-19.
  • 橋口和恵・服部裕一郎・中野俊幸・佐藤淳郎・山口俊博・加納理成・袴田綾斗・岡本士郎・楠瀬正典(2019)「ICTを活用した図形探究活動についての一考察―中学校第2学年「平行四辺形」単元における授業実践を通して―」,教職実践高度化専攻附属学校教育研究センター研究紀要 高知大学学校教育研究,創刊号,pp.63-70.
  • 井上優輝・服部裕一郎・袴田綾斗(2019)「アクティブ・ラーニング型授業「査読評価活動」の学習動機への影響」,高知大学教育学部研究報告,第79号,pp.51-63.
  • 服部裕一郎・松山起也(2018)「批判的思考力の育成を目指した算数科授業の開発と実践―小学校高学年児童達の批判的思考の具体に焦点をあてて―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第24巻,第2号,pp.97-108.
  • 服部裕一郎(2018)「数学的モデル化過程における批判的思考の役割に関する一考察」,日本科学教育学会年会論文集,42,pp.51-54.
  • Hattori,Y. & Baba,T.(2018) “Fostering critical thinking through mathematical problem solving based on the perspective of critical mathematics education”, In E. Bergqvist, M. Osterholm, C. Granberg, & L. Sumpter (Eds.). Proceedings of the 42nd Conference of the International Group for the Psychology of Mathematics Education,Vol. 5, p. 59. Umeå, Sweden: PME.
  • 井上優輝・服部裕一郎(2018)「アクティブ・ラーニングの一形態としての査読評価活動を取り入れた授業の有効性」,高知大学教育学部研究報告,第78号,pp.89-103.
  • 井上優輝・服部裕一郎・松原和樹・袴田綾斗(2018)「組合せ論における諸問題を教材とした クリティカルシンキングを育成する数学授業の開発 ―高校数学における授業実践「リーグ戦の対戦計画」を通して―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第24巻,第1号,pp.99-120.
  • 服部裕一郎(2017)「数学教育における批判的思考力の育成とその課題」,日本数学教育学会第5回春期研究大会論文集,pp.269-276.
  • 服部裕一郎(2017)「中学校数学における批判的思考力を育成する授業の開発研究―批判的数学教育の視座に依拠して―」,日本数学教育学会第5回春期研究大会論文集,pp.209-216.
  • 服部裕一郎(2017)「高校の数学教育におけるアクティブ・ラーニングを考える―問題解決の観点からの提案―」,土佐の教育(数学編)第50集,平成28年度高知県高等学校教育研究会数学部会,pp.25-31.
  • 服部裕一郎(2017)「数学授業で子ども達のクリティカルシンキングを育もう!」,数研 チャート.Info No.11,pp.4-6,数研出版.
  • 服部裕一郎(2017)「クリティカルシンキングを育成する数学授業における生徒の「アブダクション」に関する一考察」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第23巻,第1号,pp.55-62.
  • 北川晃・服部裕一郎・遠藤尚・加納理成・柴英里・鈴木恵太・武久康高・幸篤武・柳林信彦(2017)「紙媒体アンケートにおける複数回答形式の設問の効率的な集計方法の開発」,高知大学教育学部研究報告,第77号,pp.45-50.
  • 服部裕一郎(2016)「クリティカルシンキングを育成する数学授業に関する一考察」,日本数学教育学会第4回春期研究大会論文集,pp.105-112.
  • 圓岡悠・服部裕一郎(2015)「統計的リテラシーの育成を目指す数学授業に関する一考察―統計的リテラシーの階層における「批判的解釈」に着目して―」,日本数学教育学会第46回秋期研究大会発表集録,pp.323-326.
  • 服部裕一郎・井上優輝(2015)「RLAによるクリティカルシンキングを育成する数学科授業の開発―子ども達による査読評価活動を通して―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第21巻,第2号,pp.1-12.
  • 井上優輝・服部裕一郎(2015)「ESDの視座からクリティカルシンキングを深化させる統計教材の開発」,中等教育研究紀要,第55巻,pp.183-188.
  • 服部裕一郎・井上優輝(2015)「数学教育におけるクリティカルシンキングを育成する学習指導の在り方―中学校3年「相似の利用」の授業実践を通して―」,高知大学教育学部研究報告第75号,pp.83-96.
  • 服部裕一郎・加納理成・北川晃・柴英里・武久康高・柳林信彦・横山卓(2015)「教育学部学生の学生生活・就職に関わる意識とその特徴―学生生活に関するアンケート調査から―」,高知大学教育実践研究,29,高知大学教育学部附属教育実践総合センター,pp.153-167.
  • 加納理成・北川晃・柴英里・武久康高・服部裕一郎・柳林信彦・横山卓(2015)「成績データから見る学校教員養成課程所属学生の分析」,高知大学教育学部研究報告,第75号,pp.25-42.
  • 柴英里・加納理成・北川晃・武久康高・服部裕一郎・柳林信彦・横山卓(2015)「入試区分別にみた教育学部生の傾向に関する一考察」,高知大学教育学部研究報告,第75号,pp.17-23.
  • 服部裕一郎・加納理成・渡部靖司(2014)「高校数学における「ランダムウォーク」の教材化―不確実性の理解促進を目指して―」,日本数学教育学会誌『数学教育学論究 臨時増刊 第47回秋期研究大会特集号』,第96巻,pp.137-144.
  • 服部裕一郎(2013)「複式学級における合同学習形態による算数科授業の開発―確率統計教材を用いた授業実践を通して―」,日本数学教育学会第46回秋期研究大会発表集録,pp.275-278.
  • 服部裕一郎・岩崎秀樹(2013)「数学教育におけるクリティカルシンキング育成のための教育課程の開発研究―数学科における総合的な学習の時間の授業実践―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第19巻,第2号,pp.63-71.
  • 岩田耕司・服部裕一郎(2011)「高等学校におけるDörflerの一般化モデルに基づく教材開発-数学I「正弦定理」の授業実践を通して-」,福岡教育大学紀要,第60号,第4分冊,pp.225-238.
  • 岩崎秀樹・服部裕一郎(2010)「数学的リテラシーの提起する課題と展望―中等数学教育における一つの試み―」,日本数学教育学会第43回数学教育論文発表会「課題別分科会」発表収録,pp.13-18.
  • 服部裕一郎(2010)「科学を支えるリテラシーの育成を核とする教育課程の開発―数学的リテラシーを育成する総合的な学習の時間―」,日本科学教育学会第34回年会論文集・pp.51-54.
  • 三宅幸信・村山太郎・服部裕一郎(2010)「進路学習に於ける進路志望形成過程の研究:「職業調べ学習」・「学部調べ学習」・「広島大学見学学習」を通して」,中等教育研究紀要,第50巻,pp.117-122.
  • 岩田耕司・服部裕一郎(2008)「高等学校数学における方法型の問題解決指導に関する調査研究―三角関数の加法定理に焦点をあてて―」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,第14巻,pp.153-166.
  • 岩田耕司・服部裕一郎(2006)「高等学校における問題解決的な数学の授業の検討―加法定理の証明に関する調査を中心として―」,日本数学教育学会第39回数学教育論文発表会論文集,pp.127-132.
  • 服部裕一郎(2003)「全体論的視座からの数学学習における指導原理の構築」,日本数学教育学会第36回数学教育論文発表会論文集,pp.421-426.

著書

  • Baba, T., Shimada, I., Hattori, Y., Fukuda, H. (2024). Categories and Their Relationships Among Socially Open-Ended Problems. In: Dede, Y., Marschall, G., Clarkson, P. (eds) Values and Valuing in Mathematics Education. Springer, Singapore. https://doi.org/10.1007/978-981-99-9454-0_14
  • グローカルな社会・時代における算数数学教育,馬場卓也, 内⽥豊海, 中和渚, 福⽥博⼈,服部裕一郎(編著),分担執筆(第11章これからの数学教育で目指される力とは―グローバルとローカルの両側面からの検討―),学術研究出版,2022.ISBN-10:4910733655,ISBN-13:978-4910733654
  • 新しい算数教育の理論と実践,溝口達也(編著)分担執筆(第6章:量と測定,第11章第1節:算数教育のグローカル性/ わが国の算数教育を予見する 担当),ミネルヴァ書房,2021.ISBN:9784623091072
  • 批判的数学教育の哲学-数学教育学の新しい地平-,Skovsmose,O.著(原著発刊,1994),馬場卓也監訳,分担翻訳(第4章,第5章担当 pp.89-143),丸善プラネット,2020.ISBN:9784863454507
  • 教科とその本質―各教科は何を目指し、どのように構成するのか―,日本教科教育学会編,分担執筆(第4章第4節担当pp.176-181/山下雅文氏との共著),教育出版,2020.ISBN:9784316804835

学会活動

  • 日本科学教育学会第48回年会(函館)若手活性化委員会企画 チュートリアル 論文執筆の五稜星(みちしるべ):異なる視点で見る執筆の極意 登壇 話題提供 於:函館工業高等専門学校(2024.09.13)
  • 全国数学教育学会 第59回研究発表会 全体会:30周年記念誌 概要報告登壇 第1分科会(1章 数学教育の思想・認識論 2章 数学教育の目的・目標、評価 3章 研究方法論)にて,第2章の概要を報告(2023.12.17)
  • 全国数学教育学会第 58回研究発表会(広島大学) 共同研究枠共同研究:「数学教育研究における理論のレビュー」にて,登壇.Kincheloe, J. L., McLaren, P., Steinberg, S. R., & Monzó, L. (2017). Critical pedagogy and qualitative research: Advancing the bricolage. In N. K. Denzin & Y. S. Lincoln (Eds.), The SAGE Handbook of Qualitative Research (5th ed.) (pp. 235-260). Thousand Oaks, CA: Sage の「Critical pedagogy and qualitative research: Advancing the bricolage」をレビュー, 服部は批判的教育学を担当 於:広島大学 東広島キャンパス(2023.06.26)
  • 全国数学教育学会第 57 回研究発表会(早稲田大学) 共同研究枠共同研究2:「数学教育研究における理論のレビュー」にて,登壇.Luis Radford (2021). The Theory of Objectification: A Vygotskian Perspective on Knowing and Becoming in Mathematics Teaching and Learning. Brill Academic Publishers.” をレビュー, 服部は第7・8章を担当 於:早稲田大学 早稲田キャンパス14号館(2022.12.11)
  • 全国数学教育学会第 56 回研究発表会(兵庫教育大学) ヒラバヤシ基金シンポジウム:「ヒラバヤシ基金研究助成 代表者スピーチ」にて,登壇 於:オンライン開催(2022.6.26)
  • 全国数学教育学会第 56 回研究発表会(兵庫教育大学) 共同研究枠共同研究1:「数学教育研究における理論のレビュー」にて,登壇.Elizabeth de Freitas & Margaret Walshaw (2016). Alternative Theoretical Frameworks for Mathematics Education Research: Theory Meets Data. Springer.をレビュー, 服部はLev Vygotsky及びMichel Foucaultの章を担当 於:オンライン開催(2022.6.25)
  • 日本科学教育学会第45回年会(鹿児島)にて,課題研究「トランス・サイエンスな問題に対応する数学教育:社会批判的モデリングの実装可能性」のオーガナイザー※として登壇.※上ヶ谷友佑氏(広島大学附属福山中・高等学校),石橋一昴氏(岡山大学)との共同オーガナイザー 於:オンライン開催(2021.8.21)
  • 全国数学教育学会第 54 回研究発表会(上越教育大学) 共同研究枠共同研究1:デジタル環境,ICT 環境における数学教育 (学会指定研究)にて,指定登壇者として登壇「デジタル環境/ICT環境における数学教育を研究推進するにあたって」於:オンライン開催(2021.6.20)
  • 日本教科教育学会第46回全国大会(福岡大会) シンポジウム(テーマ:若手の教科教育研究者は,教科教育とその研究をどのように捉えているか)提案者として登壇 「これからの数学科教育研究に関する一私見-狭義の問題解決と広義の問題解決に焦点をあてて-」於:オンライン開催(2020.9.12)
  • 日本科学教育学会第43回年会(宇都宮)にて,課題研究「批判的思考力の育成におけるモデル・モデリングを核とした学習指導の貢献―数学教育と理科教育の事例から―」のオーガナイザー※として登壇.※川上貴氏(宇都宮大学)との共同オーガナイザー 於:宇都宮大学 峰キャンパス(2019.8.23)

競争的外部資金

  • 科学研究費 基盤研究(B)「社会批判的オープンエンドな問題による批判的数学的リテラシーの育成に関する実証研究」(研究課題番号24K00420)(研究代表者:服部 裕一郎 研究分担者:馬場 卓也・中和 渚・高阪 将人・福田 博人・上ヶ谷 友佑・石橋 一昴・松原 和樹・袴田 綾斗・大谷 洋貴 研究協力者:島田 功・久保 良宏・井上 優輝)(2024~2027)配分額:18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)【研究代表者】
  • 科学研究費 基盤研究(B)「教育データ・エビデンスに基づいた学習支援を促進するツール・ガイドラインの構築」(研究課題番号23H01002)(研究代表者:岡崎 善弘 研究分担者:服部 裕一郎・深谷達史・石橋 一昴・丹治 敬之)(2023~2026)配分額:15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)【研究分担者】
  • 科学研究費 基盤研究(C)「離散数学を題材とした探究型学習支援システムの構築に関する実証的研究」(研究課題番号23K02359)(研究代表者:松原 和樹 研究分担者:服部 裕一郎)(2023~2026)配分額:4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)【研究分担者】
  • 公益財団法人 日本教育公務員弘済会 日公弘本部奨励金「養護教諭との協働による社会批判的モデリングを実現する数学授業の開発と実践-授業での足場設定の解明-」(研究代表者:石橋一昴 研究分担者:上ヶ谷友佑・服部裕一郎)(2023)【研究分担者】
  • 科学研究費 基盤研究(B)「探究的な学びのための中学校教師による自律的授業研究コミュニティ形成に関する研究」(研究課題番号22H01060)(研究代表者:佐藤 寿仁 研究分担者:西村 圭一・清水 宏幸・松元 新一郎・中村 好則・竹内 光悦・清野 辰彦・谷地元 直樹・服部 裕一郎・吉村 昇・伊藤 伸也・舟橋 友香・荻原 文弘)(2022~2024)配分額:16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)【研究分担者】
  • 科学研究費 挑戦的研究(萌芽)「批判的数学的リテラシーの育成を目指す日本型批判的数学教育カリキュラムの開発研究」(研究課題番号21K18511)(研究代表者:馬場 卓也 研究分担者:中和 渚・島田 功・福田 博人・服部 裕一郎・高阪 将人)(2021~2023)配分額:5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)【研究分担者】
  • 2021年度統計数理研究所公募型共同利用 重点型研究「ICTを活用したPPDACサイクルの実践事例研究とその展開」(課題番号 2021-ISMCRP-41002)(姫野哲人,渡部靖司,福澤純治,新海孝則,服部裕一郎)(2021)配分額:347,000円【研究分担者】
  • 科学研究費 基盤研究(C)「数学的モデル化過程の遂行による批判的思考力の育成に関する理論的・実証的研究」(研究課題番号21K02470)(2021~2024)配分額:4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)【研究代表者】
  • カシオ科学振興財団第38回(令和2年度)研究助成「批判的思考力の育成と評価を志向した中等数学教材の開発とその実証的研究」(服部裕一郎・井上優輝・松原和樹・袴田綾斗)(2020~2021)研究助成額 1,000千円【研究代表者】
  • 平成31年度全国数学教育学会ヒラバヤシ基金研究助成「批判的思考力の育成を目指した高校数学における社会的オ―プンエンドな問題の開発とその実践」(服部裕一郎・井上優輝・松原和樹・袴田綾斗・久冨洋一郎)(2019)研究助成額 500,000円【研究代表者】
  • 公益財団法人博報児童教育振興会第14回児童教育実践についての研究助成「批判的思考力の育成を目指す算数授業の開発とその実践」(服部裕一郎)(2019)助成金額 1,959,000 円【研究代表者】
  • 科学研究費 若手研究 「中学校数学科における批判的思考力を育成する系統的な学習単元の開発とその実践的研究」(研究課題番号:18K13166)(服部裕一郎)(2018~2021)配分額 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)【研究代表者】
  • 平成28年度全国数学教育学会ヒラバヤシ基金研究助成 「組合せ論における諸問題を教材としたクリティカルシンキングを育成する数学授業の開発」(井上優輝・服部裕一郎・松原和樹・袴田綾斗)(2016)研究助成額 500,000円【研究分担者】
  • 科学研究費 若手研究(B) 「数学教育におけるクリティカルシンキングを育成する授業の実証的研究」(研究課題番号:15K17403)(服部裕一郎)(2015~2017)配分額 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)【研究代表者】